相撲とJOJOとボブ・ディラン

過去にも「くまもん」や「北斗の拳のラオウ」があると聞きましたが、今回は

木瀬部屋の力士、志摩の海関の化粧まわしについて。

それは皆さんもよくご存じの荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」の

キャラクター「岸辺露伴」をデザインした見事な化粧まわしです。

岸辺露伴はのちにスピンオフ作品で活躍しますが今回はその彼のスタンド

「ヘブンズドア」と同名のバーボンについてお話ししましょう。

ヘブンズドアは2016年にノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランと

マーク・ブシャラ(エンジェル・エンヴィー所有者。現在はブランドをバカルディに売却)が

2018年に共同リリースしたバーボンウィスキーです。

70%のコーン比率、6年半熟成のストレート・テネシー・ウィスキー(90プルーフ)

2種類の原酒をミングリングして別の樽で熟成させたダブル・バレルド・ウィスキー(100プルーフ)

フランスのヴォージズ産オーク樽を使ったストレート・ライ・ウィスキー(92プルーフ)

の他に日本のミズナラバレルで26年熟成したカナディアンウィスキー

「ブート・レッグ・シリーズ」(111.5プルーフ)があります。

ボトルの表面には彼の持つ金型工房でのアートワークが刻まれており、

ウィスキー名の「ヘブンズドア」は彼の曲「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」から来ています。

さてさて写真の真ん中のカットですが、まさに志摩の海関の化粧まわしに描かれているカットであり

「だが断る」は有名なセリフになりましたね。

もちろんザ・バーボンハウスはこの注文を断ったりしませんよ(笑)

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